コラム

2020.03.02

駐輪場について

 日本全国でコロナウイルスが猛威をふるっていますが、みなさまの周囲はいかがでしょうか?
 石川県内でも感染者が徐々に増えており、我々もうがい&手洗いで対抗中です。
 
 今回は駐輪場(サイクルラック)についてのコラムです。
 マンションのサイクルラックで最もスタンダードなものが、平置きタイプです。
 
 高・低のラックが交互に並んでおり、前輪を差し込んで固定するものですね。
 
 しかし、このサイクルラック…「ラックに前輪を差し込んでない」というのが”あるある”です。
 
  
 特に高い方のラックについては、「前輪を持ち上げるのが大変」「出し入れが面倒」ということですこぶる不人気です…。
 また、最近増えている電動アシスト自転車は、子供や女性の力では持ち上げるのが難しいという事情もあるようです。
  
 それでも管理会社としては、あえてサイクルラックの適切なご利用をお願いしたいと思っています。
 マンションごとに事情は異なりますが、以下のような問題を解決するため、ご協力をいただければ幸いです。
 
 1:規定台数が駐められない
 
 サイクルラックが高・低と互い違いに並んでいるのは、ハンドルの高さをずらすことにより、より多くの自転車を収納するためです。しかし、上の写真のように使用してしまうと、同じスペースでも駐輪可能な台数が減ってしまいます。
 
 ほとんどの場合、自転車置き場の広さや駐輪台数は設計段階で決まっており、台数が少なくなったからと言って増設することは難しいと思います。また、入居者の入れ替わりやお子様の成長に従って「自転車」→「バイク」という乗り換えも発生します。当然ながら、バイクは自転車よりも駐輪スペースを必要としますので、駐輪可能台数はさらに減ることになります。
 
 2:強風時に将棋倒しが発生する
 
 マンションによっては、強風にさらされる場所に自転車置き場があることも珍しくありません。
 近年は台風の被害が大きなニュースになっていますが、自転車置場の被害も例外ではありません。
 
 台風が接近した際は、その程度により管理人(管理会社)が自動ドアを停止したり手動式ドアを固定することがあります。それと同時に、ラックを使用していない自転車について、前輪を差し込みしているケースもあります。
 
 「台風のときだけラックを使用する」というのは難しいですので、普段から習慣づけておくことが望ましいと思います。
 自転車の将棋倒しが起こった場合、被害は自分の自転車だけにとどまりません。自分の自転車はもちろん、他の入居者の自転車を守るためにも、ぜひご協力頂ますよう、お願い申し上げます。

2020.02.04

管理組合の理事について

 金沢市は雪が無いまま1月が過ぎようとしており、誰かと顔を合わせるたびに「こんなに雪が無い1月は初めてやね~」というのが定番のあいさつとなっております。

 さて、年や年度が改まると『管理組合の来年度理事をお願いして回らないといけないな…』とお悩みの管理組合さまも多いのではないでしょうか?

 ところで、マンションにお住まいの皆様はどのように管理組合の理事を決めていますか?

  ① くじ引きで順番を決めているため、順番どおりやっていただく

  ② 理事をやったことがない方々に「他の方にはやっていただいたので、来年度はお願いします!」頼み込む

  ③ 立候補される方を募集する(けど、ほぼ立候補がないから、留任をお願いするしかないかな…)

 大きく分類すると、この3択ではないかと思います。

 どの方法を選択するかはお住まいの方々に決めていただくのですが、個人的には①・②が良いと考えております。

 多様な家族構成・職業・考え方の方々が集まると、幅広い問題提起や多角的な議論ができます。

 その結果として、マンションが「皆様にとって」快適な空間になることが期待できると思っています。

 ③で理事のかたに留任していただけば、電話や訪問でお願いして回る必要がなくなります。また、立候補された方はやる気満々で主体的に取り組んでいただけるため、管理会社としてはありがたい一面もあります。しかし、決まった方が留任していると、問題提起の内容や解決方法もマンネリ化・ワンパターン化する心配がありませんか?

 輪番制の場合でも、たまたまメンバー構成が偏ってしまい、

  ◎ 年配の方や身体的に不安な方が『バリアフリー化を進めてほしい』と希望しても、身体的に若く体力がある方しか理事にいない…

 という年がありました。逆に、

  ◎ 帰宅が遅い方が『深夜まで廊下や階段を明るくして欲しい』と希望しても、早く床につく年配の方しか理事にいない…

 という年もありました。

 その年の理事会では『個人的には実感がないテーマ』でも、想像力を働かせつつ真剣に議論していただきました。

 それでも、希望を出した方にとっては『前向きに検討してくれたのかな?』『自分が感じている不便さに共感してくれたのかな?』と不安に思う事もあるのではないでしょうか。

 理事になると、年に数回の理事会へ出席いただくことになります。大部分の方は面倒だから避けたい気持ちだと思います。しかし、理事になることで『自分自身でマンションを住みやすくするチャンスをもらった』とも言えます。

 というわけで、管理組合から理事の依頼があった際には、面倒くささをグッと飲み込んで前向きにお引き受けいただければ幸いです。(管理会社も非常に助かります(笑)ので、よろしくお願いいたします!)

2019.12.09

融雪装置の点検

 金沢も急に寒くなり、雪の季節到来となりました。

 冬タイヤへの交換も大事な冬支度ですが、マンションにとって同じくらい重要な作業が融雪装置の点検です。

(この時期は、主要道路でも融雪装置の試運転をしていることが多いため、「雨が降っていないのに道路が濡れている」と思われる方も多いのではないでしょうか。)

 

 しかし、融雪装置はすべてのマンションにある設備ではありません。融雪には井戸水を使用するのですが、最近は地盤沈下の問題などで井戸に関する規制が厳しくなっているため、どちらかといえばある程度築年数が経過したマンションで多い設備かもしれません。

 

 また、当然ですが融雪装置は冬にしか使用しません。シーズン初めに使うときは1年ぶりとなるため、穴が詰まったりしていることも多く、そのままでは使えません。千枚通しなどで土や錆などを取り除くことは、地味ですが大切な作業です。(腰が痛くなりますが、年に1回と思って頑張ってます!)

 

 その際、消雪ノズルのネジで水量調整も同時に行うのですが、水量はポンプからの距離や地下水の水位によっても変動しますので、すべてのノズルでちょうどよい量を出すのはなかなかに難しい作業です。また、故障により水量調節ができないノズルもありますので、その場合はノズル自体の交換が必要となります。

 

 ご自分の駐車区画などで「水量が少なくて雪が融けない…」「水量が多すぎて足元が濡れてしまう…」といったご不便がある場合は、一度管理会社のご担当者さまへご相談いただく事をおすすめします。上記のような理由で改善ができないこともありますが、ノズルの清掃やねじ調整でちょうどよい水量にできるかもしれません。

 

 この作業を行うと本格的な冬到来を感じます。

 これから寒さが増してきますので、風邪をひかないよう温かくしてお過ごしください。

2019.11.19

リビングエスコートのホームページがオープンしました!

 このたびは「リビングエスコート」のホームページにアクセスいただき、ありがとうございます。

「リビングエスコート」は石川県金沢市の分譲マンションの管理会社で、マンションの管理業務および住宅関連のニーズに特化したサービスをご提供している会社です。

本日、かねてより準備を進めておりました当社のホームページがオープンいたしました。

このホームページを通して当社の最新情報を配信していく所存です。

今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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