コラム

2023.07.10

マンションを長期間空ける時に気をつけたいこと

 暑い日々が続き、熱中症に気をつけたい季節となりました。夏休みやお盆に向けて旅行や帰省を考えている方も増えていくことでしょう。長期間マンションを不在にするとき、空き家対策を行う方も多いかと思いますが、改めて注意したいことについてお話しします。
 
 【空き巣が見ている不在の様子】
 空き巣がターゲットにする家というのは特徴があります。留守にする場合、家の様子に変化がない状態となります。昼間はカーテンが閉めたままで、夜なのに電気は点いていない。インターホンを押しても反応がない。不在だと思われ侵入の隙を与えてしまいます。
 
 【不在前に抑えておきたい準備ポイント】
 空き巣対策として3つをご紹介します。
 
1つ目の対策は「郵便局に不在届を出しておく」です。郵便ポストに郵便物が放置されていることを空き巣に見つかってしまうと被害のターゲットになってしまう可能性が高まります。郵便局で不在であることを届けておくと、不在の間、郵送しないようにすることができます。チラシについては投函禁止プレートで対応するか、親戚知人に回収をお願いする方法があります。
 
 二つ目の対策は「出入口・窓の防犯対策」です。高層階だからといって窓を施錠せずにいるのは禁物です。外壁配水管をよじ登って侵入されるケースもあるようです。さらに、窓には防犯フィルムを貼る、振動や開閉で鳴る防犯ブザーの設置という方法でも対策はできます。
 
 三つ目の対策は「近所やマンション管理会社への不在連絡」です。ご自宅の異変や不審者の出入り対策には人の目が一番です。不在と聞いているのに人影や室内照明の点灯で近所の人が気づいてくれることもあるでしょう。マンションの場合、管理規約で長期間不在の届け出を定めている場合があります。火災時や周囲住戸からの漏水といったトラブルで管理会社が在宅状況に応じた判断が可能になりますので、必ず連絡を入れましょう。また、管理会社から送られる書類は郵便局の不在届では対応できないため、重要なお知らせなどは滞在先に郵送してもらうよう申し出ましょう。
 
【事前準備で心置きなく外出を】

このほかにも、ガスの元栓を閉めておくことや換気を行うことなど対策はいろいろあります。不在期間にもよりますが、空き家の見回りなどを行ってくれるサービスを利用する方法もあります。外出後も後悔や不安なくご旅行やお仕事に集中でき、緊急時にも警備会社が駆けつけてくれるといったメリットもありますので、利用してみるのも良いかもしれません。 

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